歯科コラム

虫歯が酸を作る条件は主に3つ。

・細菌…主にミュータンス菌と呼ばれる菌が原因となります。
・歯質…歯の酸に対する抵抗力が弱いと虫歯になりやすいです。
・糖質…おやつやジュースに含まれる砂糖などです。これは酸を作る材料となります。

この条件が重なる時間が長くなると虫歯が発生します。

むし歯の症状は進行度合いで変わります。

CO…初期の虫歯です。歯が白濁して溶け始めた（脱灰）段階で、自覚症状はほぼありません。
C1…徐々に脱灰が進み、エナメル質に穴が開きます。痛みはほぼないことが多いでしょう。
C2…脱灰で象牙質まで進み、冷たい物がしみるようになります。
C3…さらに進行し神経まで達すると激しい痛みを生じます。熱いものもしみることや、何もしなくても痛むこともあるでしょう。
C4…歯の根しか残らない状態で、神経が死んでしまうと痛みを感じなくなることもあります。しかし歯の根に膿がたまることによって痛みが出る場合があります。

初期の虫歯のように痛みがなくても、虫歯がはじまっている場合があります。歯医者で定期的にお口の中を診てもらうことが大切です。北綾瀬の当院でも定期検診をおすすめしております。