インプラント治療は、インプラントを骨に埋め込むことで終了する治療ではありません。
ご自身の歯を虫歯や歯周病から予防するように、インプラントも長期にわたって、健康的に維持するためには、メインテナンスが大切です。
インプラント周囲炎は、インプラントの周りに起こる、いわば歯周病のような炎症のことです。定期的なメインテナンス、クリーニングを行わないでいると、インプラントの周りに汚れが蓄積し、出血や腫れが起こります。そのままにしていると、インプラント周囲の骨が溶けてしまい、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。しかも、抜いた箇所は、骨が溶けてしまっているので、再度インプラントを行うことは、大変難しくなってしまいます。
どんな病気にも言えることで歯ありますが、インプラント周囲炎にも大切なのは、早期発見と、早期治療です。
インプラント周囲炎が起こった場合には、①インプラント周囲の清掃、②薬剤による洗浄、③抗生剤の投与、④腫れがある場合には、切開、⑤(重症の場合)インプラントの除去が行われます。
インプラント周囲炎を起こさないためにできることは、ご自宅での歯ブラシやタフトブラシを使ったセルフケアの他に、やはり定期的にメインテナンスに通うことです。ご自身の歯磨きでは落としにくい箇所のプラークや歯石の除去や、インプラントの上のかぶせ物に亀裂や欠けがないか、インプラント周囲の歯肉の状況は問題がないかなど、専門的なケアを行うことが大切です。
以上が、インプラント周囲炎についての説明と、メインテナンスの重要性についてのお話でした。インプラント治療は、患者様と歯科のお付き合いが長い治療方法といえます。インプラントについて、何か知りたいことや、ご不安がございましたら、北綾瀬の当院までお気軽にご相談ください。
医療法人社団デンタルケアコミュニティ
あやせ院院長
齋藤 栄崇歯科医師
【経歴】
2006年 日本歯科大学 新潟歯学部卒 大学病院で一般歯科、口腔外科を中心に治療経験を積む
2007年より 一般の歯科医院にて、一般歯科、小児歯科、口腔外科のほか、訪問歯科を多数経験
2011年 あやせ院の院長に就任
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休診日:木曜日・日曜日
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