歯科コラム

インビザラインの最大の特徴は、歯科矯正装置をご自身で取り外すことができることです。痛くて眠れない・・・、勉強に集中できないというようなことがありません。強い痛みや不快感がある場合には、ご自身で取り外し、早々に歯科医院に来院することで、相談や調整が可能です。

インビザラインの治療方法は、何度かマウスピースを取り替えていきます。大切なのは、決められた時間や順番を守ってマウスピースを装着していくことです。

装着を怠ってしまったりすると、装着時に痛みを感じることがあります。また、マウスピースを洗浄しなかったり、容器の中に保管しないと、マウスピースが変形することもあります。

変形したマウスピースを装着するのは、正しい位置に歯が移動するのを妨げるだけでなく、強い痛みの原因になり、不潔なマウスピースは、口内炎などの原因となります。

特に思い当たる原因がなく、マウスピース矯正で痛みが出た場合には、ひとまず柔らかいものを食べるなど、安静にできるように心がけましょう。それでも、痛みが引かない場合には、歯科医院に相談が必要です。

特に、マウスピースを新しいものに交換した直後には、痛みや不快な感覚を生じることがあるので、大切なイベントがない体調が良い時にマウスピースの交換を行うことが大切です。また、歯茎や舌にマウスピースが当たって傷ができる際には、できるだけ早めに歯科医院へ来院することをおすすめします。