“特に歯も歯肉も痛くもないし、3か月に一度の定期検診って必要なのかな?”とお考えの方に、今回はお口の定期検診について解説します。
当院は、足立区綾瀬にある歯医者です。歯科治療の他、虫歯や歯周病の予防、メインテナンスとして、多くの患者様が定期検診を受診されています。
まずは、定期検診のメリットについてご説明いたします。
1. 早期発見
残念ながら初期の虫歯や歯周病は、自覚症状に乏しいまま悪化していきます。気が付いた時には、治療に費用や回数が必要な場合があります。しかし、定期検診を受診することで、痛みや不快感のない初期の虫歯や歯周病を発見することが可能です。
2. 早期治療
虫歯や歯周病、被せ物や詰め物の破損を早期に発見することは、治療期間の短縮や費用負担の軽減へとつながります。発見が遅れれば遅れるほど、虫歯は神経の近くへと進み、歯周病は重度となり、治療回数がかかる処置を必要とします。
3. 口腔衛生の改善
毎日、時間や回数をかけて歯磨きをしていても、歯並びや歯磨きの習慣によりプラークの取り残しが起こりやすい箇所があります。プラークは時間をかけて硬い歯石へと変化しますが、歯石は歯ブラシでは除去できません。定期検診では、お口の状況の確認の他に、クリーニングも行うため、プラークや歯石を除去し口腔衛生状態が改善します。
定期検診は、3~4か月に1度は受診することをお勧めします。
簡単に、定期検診の流れについてご説明いたします。
① カウンセリング
現在、痛みや不具合がある歯がないか、歯肉の状態などについてお尋ねします。お口に関する心配事がありましたら、お伝えください。
② 口腔内診査
歯を全体的に、虫歯や補綴物(詰め物・被せ物)の適合が良いか確認します。昨今、関心を持たれている口腔がんなどお口の中にでき物がないかなど、粘膜についても確認します。
③ 歯周病検査
チクチクと歯周ポケットを計測するため、苦手な方が多い検査です。ポケットの深さは歯周病の状態を評価するために必要な資料となります。4㎜以上の深さは要注意です。
④ プラークの染め出し
歯面についているプラークを染め出し液で赤く染色します。歯ブラシで除去できるためご安心ください。鏡でご自分の磨き残しの多い箇所を確認することは、これからのご自身の歯磨き習慣に効果があります。
⑤ TBI(Tooth Brushing Instruction)
歯磨き指導のことです。歯ブラシの当て方や、デンタルフロス、歯間ブラシ、タフトブラシなどオーラルケアグッズの効果的な使用方法についてもお伝えします。
⑥ スケーリング
歯ブラシでは除去できない硬い歯石を除去します。
⑦ 次回予約
定期検診は、お口の状態を末永く健康に維持していただくためにも継続することをお勧めしています。少し先の予約にはなりますが、3か月に1度の程度でご来院頂くことが理想的です。
現在、特に痛みや不具合がない状態であっても、定期検診はお口の健康状態を維持するために大切です。当院は、足立区綾瀬にある歯医者です。足立区内や近隣から、多くの患者様がご来院頂いております。かかりつけ歯科医がない、引っ越ししてどこにいったらいいかわからないといった患者様はぜひ当院までお越しください。皆様にとって気軽に何でも相談できる歯医者となれれば幸いです。
医療法人社団デンタルケアコミュニティ
あやせ院院長
齋藤 栄崇歯科医師
【経歴】
2006年 日本歯科大学 新潟歯学部卒 大学病院で一般歯科、口腔外科を中心に治療経験を積む
2007年より 一般の歯科医院にて、一般歯科、小児歯科、口腔外科のほか、訪問歯科を多数経験
2011年 あやせ院の院長に就任
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
休診日:木曜日・日曜日
※祝日でも休診になる場合がございます。直接お電話にてご確認ください。