毎日、食後や就寝前に行う習慣のため、歯磨きの上手さや苦手といったことはあまり意識をしたことがないかもしれません。
虫歯や歯周病でお悩みの方は、一度基本の歯磨きに立ち返ってみましょう。
当院は、足立区綾瀬にあるお子様からご高齢の方、学生さんやお仕事帰りの方まで幅広い年代の方にご来院頂いている歯医者です。
歯周病の治療や、歯周病を予防のために多くの患者様が継続して通院しています。
当院では、すべての患者様に効果的な歯磨きを習得していただきたいと考えています。
歯磨きは、幼いころからご自身で行い始めてから、何百回、何千回とおこなっています。そのため、歯並びも影響しますが、いつも磨き残してしまう箇所など、“くせ”ができてしまうのです。
歯磨き指導では、プラークの付着部位を染め出し、視覚的に汚れが多い箇所を、ご自身でご確認いただきます。その後、歯ブラシの当て方や、歯間ブラシ、デンタルフロスといったオーラルケアグッズの使い方をご指導します。
歯磨きの目的は、プラークを除去し、口腔衛生状態を良好に保つことです。
歯磨きは、ながら磨きになることなく、すべての歯をしっかりと磨くことをお勧めします。
歯磨き粉の量は、実は米粒大でも十分です。多すぎる歯磨き粉は、口の中がすぐに泡だらけになり、十分に隅々まで磨けていなくても、清掃した満足感を得てしまいます。
歯を磨く順番を決めることもおすすめの1つです。
歯磨きは上顎から開始することをお勧めします。下顎から開始すると唾液の分泌によりすぐにうがいをしたくなるからです。
① 右上奥歯→左上奥歯まで歯の唇側
② 左上奥歯→右上奥歯まで歯の裏側
③ 右上奥歯→左上奥歯まで咬合面(歯の溝)
④ 左下奥歯→右下奥歯まで歯の唇側
⑤ 右下奥歯→左下奥歯まで歯の裏側
⑥ 左下奥歯→右下奥歯まで咬合面(歯の溝)
以上のように、鏡を見たときにアルファベットのCを描くように歯ブラシを動かすとわかりやすいかと思います。
歯ブラシはペングリップ、もしくはパームグリップで持ちましょう。
歯ブラシの動かし方についてポイントをご説明いたします。
・1本ずつ磨く
・歯ブラシは2、3㎜ずつ小刻みに動かす
・奥歯は頬の粘膜をよけて磨くために、口を閉じ気味に行う
・歯ブラシの毛先は歯と歯肉の境目に当てる
・前歯の裏側など横磨きができない箇所は、歯ブラシを縦に持ち替えて磨く
今回は、正しい歯磨きについてご紹介いたしました。
文章でお伝えするより、実際にチェアサイドでご一緒に、歯磨きの癖や汚れが残りやすい箇所などをご確認いただき、適した歯磨き方法をお伝えすることが効果的です。
歯磨き指導を受けた患者様の多くは、定期的に歯磨き指導とクリーニングにご来院頂くことが増えてきています。
当院では、虫歯・歯周病予防として、適切な歯磨きを身についていただくために、歯磨き指導を実施しています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽に足立区綾瀬の当院までご相談ください。
医療法人社団デンタルケアコミュニティ
あやせ院院長
齋藤 栄崇歯科医師
【経歴】
2006年 日本歯科大学 新潟歯学部卒 大学病院で一般歯科、口腔外科を中心に治療経験を積む
2007年より 一般の歯科医院にて、一般歯科、小児歯科、口腔外科のほか、訪問歯科を多数経験
2011年 あやせ院の院長に就任
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
休診日:木曜日・日曜日
※祝日でも休診になる場合がございます。直接お電話にてご確認ください。